歳を取ると筋肉痛が2日目に来るのはなぜ?メカニズムと治し方
・はじめに
筋トレをすると必ず起こるのが、筋肉痛ですよね?
筋肉痛になると、トレーニングをした実感が沸く半面、
次の日のトレーニングを休まなければならなかったり、
生活に支障がでたりと、何かと不便です。
そのため、1日でも早く筋肉痛を直す方法をお伝えします。
・筋肉痛のメカニズム
そもそも、筋肉痛のメカニズムは未だに立証されていません。
どうして筋疲労や乳酸が溜まった等の説があるのですが、確証はないようです。
ところで、筋肉痛には2種類あるのを知っていましたか?
「即発性筋痛」と「遅発性筋痛」があり、
一般的に言われている筋肉痛は遅発性筋痛を指します。
即発性筋痛
運動後にすぐ起こる筋肉痛の事です。
長い時間走ったあとに起こる「だるい」「重い」という感覚や、
筋トレ後に感じる「筋肉の疲労感」がそれに当たります。
遅発性筋痛
こちらが、一般的に言う筋肉痛です。
若い人は1日目、歳をとると2日目以降に来るといわれているほうです。
筋肉痛のメカニズムは、前述のとおり解明されていませんが、
「筋繊維が傷つくことによって発症する」という説が濃厚です。
筋肉は、小さな筋繊維の集まりによって構築されています。
筋肉を使うと、繊維が切れ、修復しようとします。
修復される際、切れた繊維を繋ぎ合わせるので、元あった長さより
短い繊維になります。糸を切って結ぶ感覚です。
そのため、本来の長さではない繊維が引っ張られることによって
痛みが生じます。
と言っても、実際に証明されていないので、2日目に来る理由もわかりません。
そのため、予防と、治療に専念することで、1日でも早く治していきましょう!
・対処法
1運動前
・ウォーミングアップを入念に
当たり前の事ですが、筋トレ前にウォーミングアップは必須です。
体を温める前に、過度の大きいトレーニングを行うと、怪我にもつながります。
・ストレッチ
その日に鍛えたい部位を中心に、筋を伸ばす事を意識しましょう。
体を軽く温める為に、
・過度の低いトレーニング
普段10キロのダンベルを使う場合は、5キロダンベルを使ったり、
膝立腕立て伏せから始めたりすることで、ウォーミングアップになります。
2運動後
・クールダウンを入念に
運動後は直ぐに休みたい気持ちはありますが、その気持ちを抑えて、クールダウンを心がけましょう。使った筋肉を使いっぱなしにしてると、筋肉が悲鳴を上げたままになってしまいます。
・ストレッチ
ウォーミングアップの時以上にストレッチは時間をかけて行いましょう。
壊した筋肉を壊したままにせず、伸ばしてあげることで、筋肉痛を抑えることができます。
・アイシング
何度も言うように、筋トレは筋繊維を壊す行為です。壊したままにしておくと疲労が蓄積されてしまいます。
3食事
・たんぱく質の摂取
筋肉の栄養、たんぱく質を摂取しましょう!
持っている方はプロテインで効率よく摂取することをお勧めします。
特にプロテインの中には体の修復を速める効果があるものがあります。
プロテインのない方は、ささみを食べることがおすすめです。
4生活
生活の基本は良く寝ることです。
睡眠のゴールデンタイム、23時~2時の時間に寝ることで、
成長ホルモンがたくさん分泌され、疲労回復が早くなります!
・さいごに
いかがでしたか?筋肉痛は運動前後の行動次第で変わります。
といっても特別なことをするわけではなく、当たり前のことを怠らなければ
筋肉痛になる事を抑えられます!
疲労回復を早めに行い、次のトレーニングには万全の態勢で挑みたいですね!